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第9回家づくり体験塾・二日目

暗くて雨が降りそうなお天気でしたが、塾生さんの元気な声とともに家づくり体験塾二日目が始まりました。

今日も昨日に引き続き墨付と刻みの作業です。

しかし今日は機械が登場しました(^O^)/
木材に四角く穴をあけることが出来る優れもの。
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興味津々です(笑)

最初はゆっくりやっていたけど、途中からは慣れた手付きで使いこなしていきます。
そして機械を使った後は手直しをします。
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昨日は全て手作業でしたが、今日は素早く作業が進んできます。

昨日とは違う継ぎ手も登場しました。
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木材の角を削る「面取り」を行うと入りやすくなるそうです。

お昼は棚田カレーを食べて午後も黙々と作業に取り組んでいました。

終わりが近づいて来た時に棟梁と大工さんがいきなり動き出しました。
なにが始まるのでしょうか?
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↑の写真の機械が主役です。
調べてみたらレーザー墨出器という名前みたいです。。間違っていたらすいません(:_;)
簡単な説明になってしまいますが、建物の基礎は平行に作らなければならず、少しでもずれてしまうと建物全体が傾いてしまいます。これはその基本となる平行の線をレーザーで表す機械です。今でこそ機械で難なくできることですが、昔は水盛缶で行っていたらしくとても大変な作業だったように感じます。水盛缶や昔の機械も見せてもらい、時代の変化を自分の目で見て触ることが出来たことに感動しました。

これで今回の家づくり体験塾は終了しました。
終わったあと皆さんが一緒に出かけていて羨ましいな~と思いながら仕事に戻りました。

次回は来月です!!皆さんにまた会えるのを楽しみにしています。

第9回家づくり体験塾・一日目

2ヶ月ぶりに行われた家づくり体験塾。
今回は棟梁の黒川さんの作業現場にて墨付・刻みの作業を行いました。
まずは図面を見て番付をつくる。悪戦苦闘している塾生さんの近くについて私もお勉強。
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塾生さんがどんどん閃いていく中、私はなんとなく理解したようなしていないような……

私が図面とにらめっこしている間に、墨付がスタートしました。
墨付けの作業はただ墨で印をつけるという単純なものではありません。その印に沿って木を加工して、家の基礎を作るわけですから、まさに『一寸の狂いもなく』行わなければならない重要な作業です。
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↑の写真で使っているL字型の定規は『さしがね』といいます。
この道具を使って墨付を行っていきます。さしがねが曲がっていたり、使い方を少し間違えてしまったりするだけで全てがずれてしまう事もあるので慎重に作業を進めていきます。

墨付が終わったら「刻み」と呼ばれる墨に合わせて鑿や鋸で木材を加工していく作業に移ります。墨付、刻みは複数の木材を接合するために行います。どんな形で木材を刻み、接合させるかは、建物の規模や木材の場所によって、様々な方法があり、これを「継ぎ手」といいます。
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私もほんのちょっと体験させていただいたのですが、鑿を入れる角度、鑿を叩く力加減などが難しく緊張して全く進みませんでした(+_+)
鑿を叩く音、鋸の音の中で黙々と作業する塾生さんたちは本物の大工さんみたいでした。

さていよいよ合わせるときがやってきました。
うまくはまるのでしょうか?!

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最初は少し曲がってしまっていたけど、大工さんの魔法の手直しが入ると…
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見事にぴったりはまりました(^u^)塾生の皆さんも一安心!!

しかしまだまだたくさん残っているため、休む間もなく次へ。

みっちり作業を行って一日目は終了しました。

家づくり体験塾・第8回

皆さん、はじめまして。
4月から働かせていただいている糸井杏美(イトイアミ)です。初めてブログ書いちゃいます!よろしくお願いいたします。
だーいぶ前になってしまうんですが…4月7~8日に家づくり体験塾にお邪魔しに行ってきました。

一日目。私が午後から合流したときに土壁の講習中でした。私は初めて見る土壁に感動していましたが、この作業かなり難しそう。いつかチャレンジしたいです!!
その後家の中に入って、壁のすす落とし。結構力のいる作業のようで、みなさん一生懸命壁と戦っていました。そんなこんなで一日目の作業は終了。皆さんは次の講義のため研修センターへと向かっていきました。

そして二日目。この日は前日すすを落とした壁にまた新たに塗っていく作業。まずは作業前の準備。
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慣れた様子で着々と作業が進んでいます。
次は壁を塗っていくために下地を補強します。きれいにやらないと石膏がうまくくっつかないのだとか。いざ作業!…となると皆さん顔つきが変わって真剣に作業に取り組んでいました。
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この余裕がある表情も慣れてきているからなのでしょうか(^0^)少しやらせて頂いたけど、想像以上に難しい。均等に出来ない!見ているだけでは駄目ですね。私も色々学んでいこうと思いました。
休憩時間はみんなでわいわい。天気が良くて外の方が暖かかったですね。
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午後からの作業スタート。次はその壁に石膏を塗っていきます。
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石膏を作って~いよいよ壁を塗る作業に。職人さんの見本ではすいすーいと塗っていたのですが、塾生の皆さんはかなり悪戦苦闘!!「難しい!!!!」を連発していました。
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実はこの作業、大工になりたてのうちはやらせてもらえないことのようです。職人として認められてからできることなので、難しくて当たり前、なんですね。職人さんのすごさに改めて感動してしまいました!!最後にもう一度土壁の方で講習をして今回は終了。
今回参加して、全く知識がないことを恥ずかしく思うと同時にこれから学んでいけるということへのワクワクでいっぱいです。これから何事も頑張っていくので、みなさんよろしくお願いしまーす!!!!!

家づくり体験塾・第4回目

今日はとても暖かいですね。季節外れのカエルの声が聞こえます。
とっても気持ちのいい月曜日です。

さて、土・日と家づくり体験塾がありました。

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まずは尺棒づくり。
細い木材に、さしがねを使って寸法を出したものです。
塾生さんが4班に分かれて、4本の尺棒を作ったのですが、
並べてみると、測ってつけた寸法が・・・合わない!!
そう、なかなか正確に測ったはずなのに寸法が合わないのです。
みなさん「一分合わない!」「二分ずれた!!」なんて声が。
とりあえず午前中に最後まで一本作って墨入れをします。

午後、その墨入れした尺棒の表面をカンナで削り(みなさんのさびしそうな顔が印象的)金尺で4本並べてずず~~と、線を引いて、完成!!
最初からそうすればいいのでは~~~なんていう話ですが、何事も経験ということで、塾生さんにはやってもらいました。

こういった今は道具に恵まれたことも、昔はひと手間ひと手間手作業でやっていたということを知るだけでも財産なように思うのです。

そして場所を棚田倶楽部に移して、森田先生による講義。住宅建築の基礎知識についてお話しいただきました。

みんなで夕ご飯を食べてから、宿舎へ。土曜日の夜は皆既月食が見れるぞ~~ということで、塾生のみなさん紅く浮かぶ月を観たのでした。

2日目は山口木材さんの作業場で。

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土台を配置してみました。この大きさの建物をこれから作るということになります。

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材料の寸法を測って、図面に起こします。
100年前の材料の継手が前回作った継手と同じということに塾生さんも私もプチ感動。今ある住宅が果たして100年後にこういった感動を与える技術があるのでしょうか。

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最後にみんなで記念撮影をしました。
西日が眩しくてみんな目が細い!目の細い私はもっと細くなってる!!

今年最後の家づくり。みなさん、よいお年を~~~

家づくり体験塾第3回

このところ、日々寒くなるといった感があります。
私は鼻風邪をひいてしまったみたい。。鼻がグズグズ。。。

さてさて、家づくり体験塾も第3回目。
今回は何をやったでしょうか??

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まずは道具の手入れ。
昨年もこのブログに書きましたが、大工道具、購入してすぐには使えないんですね~~のこぎりは大丈夫なようですが、ノミ、かんな、微調整が必要なのです。その単位、何ミクロンの世界!髪の毛一本が透けて見える位に~~なんて、素人には分かりません!!

一日目はそんなこんなで道具の調整をして終了。夕方、第4期の塾生でもある設計士の細谷さんを招いての講義。住宅の設計について話していただきました。なかなか興味のあるお話で、眠くなりませんか~~との話もありましたが、全然眠くなんかなりませんでした。

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楽しい飲み会を挟んで、2日目は墨つぼの調整から。
そしていよいよちょっと大工の世界に足を踏み入れます。
継手の墨付け&刻み。
黒川棟梁が、こうやるんだよ~とさしがねをレクチャー。
さしがねで寸法をとることを「カネを巻く」と表現します。
今回作ったのは、「腰掛鎌継」と「蟻継」
興味のある方は、どんな継手か調べてみて下さいね。
どちらもとてもポピュラーな継手らしいのですが、実際墨をひいた(切る線)姿は、「!!!?」な驚きで、こんな複雑なものが出来るのか???と。

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だから完成した時は(私は)感動なのです!!いまだに去年作った継手が私の部屋には飾ってあります。
昨日も完成した自分の作った継手を持ち帰る方がちらほら。そりゃ持って帰りたくなります。

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番付の付け方なんかも聞いたりして、ほんとに実の入りが多いこのプログラム。家って、建物って、こんな過程を経て出来あがるんだな~~と3年目の家づくりに携わってもいまだに思うのであります。